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応用のきく子から学ぶマネするテクニック。表面だけではなく、真の真似をするということ。

やす

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こんにちは、やすです!
今回のテーマは前回と同じ「情報収集」についてです。
前回は聞いた勉強方法や知識などの情報をそのまま鵜呑みにしたり、マネをしたりする危険性について話をしました。
前回の記事は以下

勉強ができる子のマネは危険!?できる子と同じことをしても上手くいかない理由

今回はマネをする時のコツです。

途中経過や背景まで聞く

まずは「途中経過や背景まで聞く」です。
成績が上がるまでのプロセスであったり、そもそも最初はどういう状態だったりしたのかまで聞くとより使える情報が手に入ります。

例えば、「傘を持っていたら助かった。」という人の話があったとします。
傘の部分は、○○勉強法でも塾でもテキストでもなんでも置き換えてもらえればより分かりやすいです。

「そうか、傘を持っていたらいいのか?」と考え、聞いていた人は早速傘を買ってきました。
そこまでならいいのですが、なんとその人は買った傘を晴れの日でも持ち歩いていました。
すると、当然晴れの日には傘は使えないので、「あれ?これ使えないじゃん。あれは嘘だったのか?」となってしまいました。

ここで大切なのは、「『傘を持っていたら助かった』といった人はどういう状態で助かったのか?」ということです。

雨の日だったのかもしれません。
また、そもそもこの傘は日傘のつもりだったのかもしれません。
日傘であれば晴れの日で使えますしね。
他にも折りたたみ傘の可能性もあります。

このように、結果だけを聞いても役に立つ正しい情報が手に入るとは限りません。
「なぜその結果になったのか?」途中経過と前提となる背景まで確認する必要があります。

勉強も同じ

応用が聞かない子の1つの特徴として、「1つの情報を1つとしてしか使えない」というのがあります。
公式を覚えたり、問題を解いたりしていて、同じ問題は解けても少しひねられた問題だともう間違ってしまう。
そんな子です。

これの多くは公式や問題、解き方をパターンとして覚えてしまっているのが原因です。
さっきの傘の例でいくと、「長い傘は持ってたらいいから毎回長い傘を持っていく。」みたいなものです。

これが応用の聞く子であれば、「雨をしのぐことができたらいいのか?」と考えます。
だから、場面によって長い傘であったり、折り畳み傘であったり、カッパを着たりすることができるのです。

こういった応用力を高めるには情報収集を高める時と同じように途中経過と前提となる背景まで確認し思考することで徐々に高まっていきます。
裏を返すと、この考え方を小さい時から訓練しておくと大人になっても使えるということですね。

何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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