勉強が作業になっている子は要注意!どんどん差が広がる設問の本質について
こんにちは、やすです!
今回のテーマは「読解」について、前回の続きです。
前回の記事は以下です。
↓
聞かれたことに対して解答できていない問題の原因についてです。
設問の本質
この聞かれたことに対して解答できていない問題の原因のほとんどは、設問の本質を掴めていないことです。
「設問の本質なんて小学生分からないでしょ?」
と思うかもしれませんが実はとてもシンプルです。
「何を聞かれているか?」
「何と答えるか?」
たったこの2つだけです。
この2つを押さえるだけです。
しかし、この2つを押さえらていない子が多いです。
そして、問題レベルが上がれば上がるほどこの2つを押さえらている子と押さえられていない子に差が生まれていきます。
キャベツを切る
例えば、料理の時包丁で食材を切る時のことです。
キャベツ1つだけ適当に切るだけならそこまで持ち方や切り方は気にしなくていいかもしれません。
しかし、それを5、6つ、またそれを微塵切りにするとなるとどうでしょう?
量も難易度は上がっています。
当然適当に切ると時間がかかったり、上手く切れなかったり、場合によっては怪我をしたりするかもしれませんよね。
ではどうするか。
持ち方や切り方を正しい持ち方に変えてやります。
そうすることで楽に正確に切ることができたり、安全に切り続けられたりします。
さらに、なれてくるとこれが無意識にできます。
読解も同じで、簡単な問題の時はそこまで正しい解き方や設問の本質は意識をせずともできることが多いです。
しかし、文章量が多くなったり、難易度が上がったりしていくとこの差がどんどん大きくなっていきます。
結果、「前はできていたのに全然点数が取れなくなってきた・・・」といった現象が起きてしまうのです。
これは、単に問題が難しくなったからというだけでなく、それまでに基礎的な考えが身についていなかったからというもっと前の段階の話になります。
特に、問題の正解不正解に関わらず、勉強が作業になってそうな子や正しい解き方を意識できていなさそうな子は注意が必要です。
ぜひ一度お子さんの宿題や問題を解いている時に確認してみてください。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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