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「好きな食べ物は?」という問いに対して「野球」と答える!?意外に多い、読解力不足の子ども達

やす

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こんにちは、やすです!
今回のテーマは「読解」についてです。
最近面談が増えてきましたが、その中で多いのがやはり「国語力・読解力」です。

万病の元

昔の言葉で、「かぜは万病の元」という言葉がありますが、実は国語も似たような言葉が当てはまると考えています。
それは、「読解力不足は全教科成績低下の元」です。
少し長いですね笑
しかし、指導していると強くそれを感じます。

また、親御さんから

「算数ができないんですけど、実は読解力が原因じゃないのかなあって」

「最近文章題が難しくなってきたんですけど、それ読解力のせいですよね?」

と言った相談も受けます。
そして、実際に指導経験からいうとほぼその予想は当たっていることが多いです。

聞かれたことに答えられない子ども達

他の教科に影響してしまっていたり、読解の記述で点数が取れない子に多いのが、「聞かれたことに対して答えられていない」ケースです。

例えば、

ぼく
「好きな食べ物は何?」

生徒
「アイス!」
「カレー!」

大体こんな感じです。
問題ないですよね。

しかし、極端な例でいくと、

ぼく
「好きな食べ物は何?」

生徒
「野球!」

というようなケースがあります。
実際に好きな食べ物を聞いた時に野球と答えた生徒はいませんでしたが、これに近い回答の仕方を読解の記述や国語以外の教科の問題でやってしまっている子は本当に多いです。
例えば、こんな例です。

どういう気持ち?

読解問題、例えば小説問題の定番記述問題として挙げられるのが、「〜はどういう気持ちか?○以内で答えよ。」です。

そして、聞かれたことに対して答えられていない子で多い回答の1つがこれです。

「Aはとても急いで片付けた。」

中には、上の解答に理由を答える「〜から。」を文末につける子もいます。
これは大きな間違いです。

なぜかというと、設問では「どんな気持ちか」を聞かれているからです。
当然、答え方は「〜な気持ち」など気持ちで解答する必要があります。

片付けた気持ちなんてものはありませんよね笑

さっきの好きな食べ物を聞かれれば同然食べ物の中から解答します。
スポーツの中からは解答しません。
これも同じです。

こういった聞かれたことに対して解答できていない子は本当に多いです。
私の指導の感覚では偏差値60を越えている子も間違っています。

初歩的なことですが、実は本質的なことであまり気づいてもらっていないことでもあります。

では、なぜこんなことが起きてしまうのか?
それについては次回書いていきたいと思います。

何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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