社会で生きる上で必要な10の力。コミュニケーション能力。この能力は企業でも常に上位を占めています。

堀哲嘉

前回の続きです。子どもに身につけさせたい能力は次の10つです。

社会で生きる上で必要な10の力

1.論理的思考力
2.課題発見・解決力(課題解決能力)
3.コミュニケーション能力
4.表現力
5.主体性
6.乗り越える力・忍耐力
7.自己PR力・自己分析力
8.集中力
9.多様性の理解
10.基礎学力

(ウィズティより)

今回は3の「コミュニケーション能力」です。

3.コミュニケーション能力

とても大切な力ですが、実際にコミュニケーションを学ぶ機会は少ないです。

自分のことを相手に理解してもらうこと。そして、同時に相手の意見や考えや感情などを理解して、互いの意思の疎通を図ることができる能力です。

社会の中で生きていく、必須の能力のひとつといえます。一般企業でも求められる能力で常に上位に上げられる能力です。

家族どうしだとお互い立場や状況をある程度理解しているので、言葉意外のところで判断できるかも知れません。

ですが、社会の急激なグローバル化は、様々な文化的背景を持つ人たちとコミュニケーションの機会を大きく増やしました。

同じ文化的背景であれば、伝えなくても理解したり、理解してもらったりしたことが理解してもらったりできます。

が、文化的背景が違うとすべて伝えいく必要があります。

また、IT化の進展で、顔を合わせて会話する以外に、メッセンジャーや文章・動画など、やりとりの手段も多様になってきています。

特にコロナによってオンライン化が進んで文章だけや、オンライン化で画面を通してのコミュニケーションとなっています。

したがって、コミュニケーションの取り方も、相手やメディアに合わせて適切に対応させていく力が大切になってきています。

多様で複雑なコミュニケーションは、コンピューターでは代替の難しい、人間だからできることだともいえます。

普段から会話や文章で相手と考えを伝え合ったり、自分の意見を発表したりする機会を持つことがポイントです。

特に同世代ではなく、いろいろな世代の人達や立場の異なる人達と接する機会が必要です。

また、場の状況や伝える目的、相手にどうやったら伝わるかなどを考え、工夫することが大切です。

論理エンジンという国語のテキストを使って取り組んでいます。相手に伝えるには伝え方があります。その型に沿って伝えられるようにします。

春期講習を募集しています。春期講習については以下です。