勉強しても成績が上がらない子にはこうする! 間違った方法と正しい方法(後半)
こんにちは、やすです!
今回は、「勉強しても成績が上がらない子にはこうする! 間違った方法と正しい方法」について書いていきたいと思います。
前回は、頑張って勉強しているつもりなのに上手くいかない1番の理由について書かせてもらいました。
今回は、その続き、間違った方法残り2つと正しい方法についてです。
間違った方法2つ目
2つ目は、「できていないところばかり指摘する」です。
これは誰もがやりがちなんですが、できていないところばかり指摘されるとやる気をなくします。
たまに、「自分はできていないことを指摘された方が頑張れる!」と自分で言う親御さんもいるのですが、よく考えてもらいたいことが2つあります。
まずは、「苦手なもの、自信のないものでも指摘された方が頑張れるかどうか」。
確かに指摘されると頑張れる人や頑張ることがあるのですが、ほとんどの場合、もともとそのことに自信があったり、自分なら乗り越えられたりと思えるものだからという前提があります。
反対に、自分に自信がないものや苦手なもの、初めてのものでダメ出しされ続けると嫌になる人が圧倒的に多いはずです。
次に、「あなたのお子さんはどうか」ということです。
これは私も気をつけているのですが、自分ができること好きなこと考えることがその子に当てはまるとは限りません。
例えば、私の性格だと根はせっかちでどんどん早くやっていきたいタイプです。だから、遅いとイライラすることもあります。
ですが、それを生徒に求めてしまうと上手くいきません。
その子に合わせる、その子の目線でやはり向き合う必要があります。
間違った方法3つ目
3つ目は、「主観や感覚論ばかりで話を進める」です。
例えば、「とにかく受験生だから頑張って勉強しないといけない。」とか「受験生ならやる気を出して根性で乗り越えろ!」とかそういう感じです。
もちろん、それで動ける子ならいいのですがほとんどの場合あまり効果的ではありません。
それでできるならそもそもやっているはずです。
子どもであっても納得してもらうためにはそれ相応の根拠が必要になります。
では、どうすれば「ギャップ」を理解してもらえるのでしょうか?
次は正しい方法です。まとめていきます。
正しい方法3つ
1、プロの視点からアドバイスをもらう
1つ目が基本的には1番効果的だと言えます。
間違った方法の全て反対になるので、「第三者からできているところできていないところふまえて、プロの経験やデータから伝えてもらう」がやはりいい方法です。
ただし、これは先生の力量や経験、スキル次第で差が出てくるので信頼できる先生にお願いすることをオススメします。
例えば、うちの場合ではそう言った点から講師陣は塾長クラス(実際に自分で塾をやっている)の先生しかそろえていません。
また、指導教科が複数の先生になる場合は特に各先生方といろんな角度から何度も会議してどのように進めていくか、どうすればその子にとって最善の進め方ができる常に相談しています。
2、気づくように仕向ける
例えば、過去問を解かせたり、模試を受けて現実を知ってもらったり、志望校を見に行かせたり、去年の受験生の話をしたりといった感じです。
これら全て、こちらから「こうした方がいいよ。」と言っているのではないですが、自分で「こうするべきかも。こうした方がいいかも。」といった意識を芽生えさせる方法です。
この方法のいい点は、自分で気づくことで誰から言われるよりも1番納得感と責任感を持って勧めることができることです。
3、本人が気づくまで待つ
これは前提かも知れませんが、基本的には本人が気づくまで待つことが必要です。
親御さんが無理矢理「これしなさい。」と言った時逆効果になるように、私たち先生が無理矢理「これこれしなさい。」と命令したとしても基本は上手く行かないです。
もし、上手くいくとしたらそれは脅迫が成功した、もしくは本人の心の底ではそう思っていたからすんなり入ってきただけの話だとぼくは思っています。
プロのぼくたちでさえも神様ではありません。
逆効果になるぐらいなら1つ目と2つ目を実践して、それでもダメならタイミングをうかがいながら待つということが必要です。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
春期講習を募集しています。
春期講習を募集しています。春期講習については以下です。
春期講習はこちら |