こんにちは、やすです！
今回は、「成績を上げるためにほとんどの人がやってないこと。やめることを決める。」について書いていきたいと思います。

最近、指導している生徒の中でもテストが終わり、結果が返ってきてます。
点数が良かった悪かったに関わらず、「新学年こそがんばるぞ！」と行き込んでいる子が多いです。

やることも大切だけど・・・

例えば、

「3学期の数学の点数が悪かったから3学期の範囲はもう1度復習する！」
「この夏は国語の文法に力を入れて頑張りたいな。」
「そもそも生活リズムが崩れて、夜更かししてたから夏休みのうちに戻したいな。」

どれも大切な「やること」、「やりたいこと」です。

しかし、同じように大切なことがあります。
それは、「やらないこと」、「やめること」を決めることです。

友達とご飯を食べるのをやめた話

高校3年生の1月。センター試験も終わり2次試験まで残り1ヶ月半。
目指す国立大学への現在の志望校判定は「1番E判定に近いD判定」でした。
学校の先生にも面談で、

「受けない方がいい。逆転は本当に難しいから。」

そう強く言われました。

センター試験の結果から考えても2次試験では記述で7割以上は絶対取らないといけない状況。
無謀でした。

「もっと頑張っていれば・・・。」
「気づくのが遅かった。」

しかし、もう元には戻れませんでした。

「とにかくやるしかないからやるしかない。」

そんな気持ちでした。

そこでぼくは今までやっていたあることを止めると決めました。
それは、「友達とご飯を食べるのをやめる」ということでした。

「えっ、そんなこと？」

と思うかもしれませんが、自分にはそんなことでした。

当時の状況を説明すると、勉強は学校終わってすぐに塾の自習室で勉強していました。
で、頃合いをみて、友達とご飯を買いに行って1階の休憩所で一緒にご飯を食べていました。
ご飯を食べている時も友達と英単語を出し合って勉強していました。
ぼくにとっては勉強で疲れた時の些細な息抜きでした。

でも、デメリットもありました。
ついつい話が長くなって、予定より少し勉強が遅れてしまうこと。
当時友達に恵まれていたこともあって、他の子もご飯を食べるのに集まってきます。
すると、そろそろ上がろうとしても、

「おい、堀〜、もう行くん？すぐ食べ終わるからあと10分食べようぜ。」

と言われます。

とは言っても、たった10分、20分の話です。
しかも、その間も単語は見ています。
それでも、この少しの気の緩みが自分の反省ポイントでした。

そこで、思い切って友達とご飯を食べるのをやめました。
友達には、「先に行ってて。」とか「今日ご飯食べない。」とはっきり言いました。
でも、当然お腹は減るので、休憩室ではなく、外まで行って家から持ってきたおにぎりを食べる。
友達を避けるように・・・。

当然友達からも心配されました。

「おい堀！最近大丈夫か？」
「そんなに俺らのこと嫌いか？」

そう言われました。

「ご飯ぐらいゆっくり食べた方が勉強的にいいと思うぞ。」

その度に色々とそれらしい理由を話していたと思います。
でも、それもしばらくすると言われなくなりました。

そのまま1ヶ月半が経ち、結果的に当日のテストで8割以上取って合格することができました。
また、その後友達とも前の通りに話すことができました。

たった1つやめたことが自分を変えてくれた

他にもやったことはありますが、これが自分を大きく変えてくれた1つなのはたしかです。
他の人から見れば「たかがご飯」、「たかが数十分」です。
それでも、勉強に対してのこだわり、意識は爆発的に上がりました。

何かをやめることで得るものがあるなと感じた体験談でした。

なぜそんな些細なことがそこまでぼくの意識を上げたのか？
では、実際にどのように工夫すれば止められるか？
それについては次回また書いていきたいと思います。

何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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