勉強前に子どもの集中力を高める方法。集中力を高める工夫はいくつかあります。
こんにちは!泰嘉です。
今回は、「勉強前に子どもの集中力を高める方法」について書いていきたいと思います。
この前、小学校のお子さんを持つ親御さんと何人か少し話をさせてもらっていたのですが、その時出ていたのが「子どもが集中して勉強しない」問題。
「勉強をはじめてもなかなか集中して勉強しない。」
「勉強せずにずっと椅子でくるくる回っている。」
などなど・・・。
家での勉強だとお子さんの集中力で悩まれている親御さんが毎年多いです。
その中でも、今までお話した親御さんで面白い工夫をして、お子さんの集中力を高めていた方がいますので紹介させていただければと思います。
勉強の前に遊ばせる
あるお母さんは、「勉強前に少し遊ばせる。」というやり方をされていました。
それまでは勉強し始めてもノートの隅っこに落書きを書いていたり、消しゴムで遊んだりしていたそうです。
しかし、勉強前に公園などに連れて行って20分30分遊ばせてから家に帰って勉強するというやり方にしてからは最初から集中して取り組めるようになったそうです。
勉強前の「運動」がカギ
ここでポイントなのが、「外で遊ばせる。」ということです。
反対に、同じ勉強前に遊ばせても、ゲームであったりYouTubeであったりするといつまで経っても勉強を始めなかったり、その後もあまり集中して勉強しなかったりと悪影響の方が大きくなります。
つまり、勉強前にカラダを動かす、運動するということが集中力のカギになるのです。
例えば、最近の研究だと、運動によって分泌される脳内物質ドーパミン、セロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれている通り、人を幸福な気持ちにさせてモチベーションを上げてくれると言われています。
また、ハーバード大学の研究も運動をすることにより脳の神経細胞が育ち、結果として頭が良くなることにつながると述べられています。
作業や勉強する前に軽い運動をすることによって、脳に血流を送ることで、思考力や集中力が飛躍的に高まるのです。
授業中に寝てしまう生徒達
実際に、私の授業でも過去についつい授業中に寝てしまうということがあります。
「塾の授業中に寝るなんてやる気がないのか!」
「親の人にお金を払ってもらっているのにありえない!」
指導していた初期のころはそう思っていました。
でも、子どもも好きで寝てしまうわけではありません。
「ご飯食べる時間がギリギリで・・・」
「部活が今日大変で・・・」
「毎日塾に行っていて最近疲れが溜まっていて・・・」
丁寧にそして詳しく話を聞くと「なるほどな。それは仕方ないな。」と思うことがたくさんあります。
「そんな甘いこと言ってるようじゃ成績は上がらない!」
否定することは簡単ですが、それで勉強するようになるとは到底思えません。
だから、まずは仕組みや環境から変えていく必要があります。
私の場合は、まず生徒に相談します。
直球で聞きます。
「勉強は続けて大丈夫か?」
「どうすればいいと思う?」
意見が出ない場合はこちらも提案しますが、ほとんどは生徒さんに考えてもらいます。
すると、大体いい意見が出てきます。
顔洗う
飴やガムを食べる
腕立て10回やスクワット20回をする
途中や最後に雑談を入れる
などなど・・・。
そして、実際にやってみます。うまくいかなかったら別の方法でトライです。
運動系などカラダを動かす系は特に効果があって、眠たくなる前に簡単な運動を挟むとそれだけでものすごく集中して取り組む子が多いです。
腕立てや雑談なども授業の一部を使うことにはなりますが、集中できないで1ページやるぐらいなら少しだけ短くなっても集中して3ページやった方が圧倒的に効率も達成感も違います。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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