ご家庭でもできる、やる気を引き出す質問。やる気を引き出すには質問にはこんなものがあります。
こんにちは、やすです!
今回も前回の続きです。
前回の記事は以下
↓
「ご家庭でもできる、やる気を引き出す質問」について書いていきたいと思います。
僕が勉強するようになったわけ
詳しくは前回のブログをみてもらえると嬉しいですが、勉強しなかった僕が転校してから友達も出来ず寂しい学校生活を過ごしていました。
しかし、今の状況を変えたくて初めて一生懸命勉強した漢字テストで満点を取りました。
そして、それの出来事をきっかけに徐々に友達もでき、自ら進んで勉強するようになったという話です。
ポイントは、「人から言われた勉強ではなく、自分の勉強になった。」ということでした。
では、「なぜ自分の勉強にすることができたのか?」について自分なりに考えてみました。
理由は、2つあると思います。
勉強するための目的や目標が明確になった
1番は、「勉強するための目的や目標が明確になった」ことだと思います。
僕の場合は、
「1人ぼっちで辛かった今の状況を変えたかった。」
「少しでも周りから認められて周りと仲良くなりたかった。」
という明確な目的がありますし、漢字テストで満点を取ってからは、
「勉強できると思われたい。」
「次も満点を取りたい。」
「算数のテストでも1番を取りたい。」
という明確な目標が出来ていきました。
さらに、これらの目的や目標も人から言われた、設定されたものではなく、自分が心の底から望んだものでした。
だから、自分の勉強を自分のことと考えて自ら進めることができてました。
これが、自分で勉強するようになった大きな理由の1つだと思います。
環境が変わった
自分にとって「転校」というのは大きすぎる出来事でした。
この環境の変化がなかったらきっと、ずっと勉強しなかっただろうなと今振り返っても思います。
世界を代表する経営コンサルタントの大前研一さんも3つを変えることでしか人を変えることができないといいます。
1つ目は時間配分、
2つ目は住む場所、
3つ目は付き合う人。
このうちの2つ目と3つ目が変わったことが大きいと思います。
「みんな転校をしよう!」という提案ではない
「じゃあ引っ越しや転校が1番の理由なんじゃないの?」
「『みんな転校をしよう!』っていうこと?」
と思うかもしれませんがそうではないです笑
たしかに僕に取って転校というのは大きな出来事だったですが、同じようにみんな転校して同じようになるかと言ったらそうではないと思っています。
実際に僕が教えていた生徒でも転校したり、中学校から高校に上がって住む場所や付き合う人が変わっても変わらない子も普通にいます。
だから、「子どもを変える=転校」と言えるかというと必ずしも言えないと思うのです。
では、どう考えればいいのか?どうすればいいのか?
ここからお子さんにも使える考え方や方法を書いていきたいと思います。
まずは、勉強する目的や目標を明確にする。
勉強する目的や目標を明確にすることが必要です。例えば、私の場合中学受験であれば、
「何のために中学受験するのか?」
「何のためにその学校にいくのか?」
を子どもや親御さんによく面談で聞きます。
また、国語の授業や添削指導をする場合は、
「何のために国語を頑張りたいの?」
「国語の成績を上げてどうしたいの?」
と子どもに電話で聞くことがあります。
そこが明確になっていないと勉強のやる気にも質にも大きく影響するからです。
特に子どもには、
「どうしてその学校に行きたいの?」
「○○だから!」
「本当に?もう少し教えてくれる?」
と結構しつこく聞きます笑
理由を聞く
理由は2つあって、1つは
「話していてもどれぐらいそう思っているかは分からないから。」
もう1つは、
「自分で詳しく話してもらうことで目的や目標をより具体的にするため。」
です。
僕なんかは極端な話、
「その学校は受験する必要がない。」
「そもそも国語は勉強する必要ない。」
からスタートします笑。
だから実際こんな感じの会話です。
「国語頑張って成績上げたいです。」
「あっ、そうなんだ。でも、それだったら得意な数学の成績を上げた方がよくない?なんで国語やろうと思ったの?」
「たしかにそうですね・・・。でも、今のままだと数学も限界感じていて・・・・。」
「限界っていうのは?」
「数学のテストでも文章題とかで間違えることが多くなってきていて、それって国語力のせいなのかなって・・・。」
「あーなるほどね。たしかにそういうことが実際に教えていた生徒でもあって・・・」
こういう風に深堀していくと、もともとは漠然と「国語をなんか頑張りたい!」だったのが、「数学のテストでも文章題を答えられるために文章をしっかり理解できるように読解を頑張る。」という風になります。
もう最初感じと全然違いますよねほんと笑
だから、ご家庭でも、
「どうして○○を勉強するのか?」
「なんでその学校にいきたいのか?」
聞いてもらいたいのです。
「そんなのもう聞いてるよ!」
そんな方はもう一段聞いてください。
「それはどうして?」
「もう少し詳しく教えてくれない?」
そうすると、今まで聞いてなかったことが出てくるかもしれません。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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