作文はまずは〇〇を抑えるとうまく書けるようになります。その〇〇とは何か?
今回も以前書いたものを加筆・修正しています。作文の書き方のポイントです。
作文に対するアドバイス
夏休みもあと少しになりました。生徒に確認しても
「あとはポスターだけ」
「宿題は終わった」
と残りが少なくなっています。ですが、
「読書感想文が・・」
「作文がまだ」
という話もチラホラ聞きますね。とにかく
「作文が書けない」
という場合はどうすればいいのか?そのアドバイスをします。文を作るときに大切なのは
「構成」
です。実際に入試作文でも
「50%」
の割合で見られています。どんな順番に書けばいいのか?何を書けばいいのか?です。
同じ内容でも伝える順番が大切です。伝える順番が違うと伝わるものも伝わらないのです。
それには、優秀なもののマネをすればいいのです。例えば以下です。
「入選作品」
もちろん「そのまま写せば盗作」になりますが、上手な作文の「構成」をマネすると読書感想文がよくなります。
例えば構成の1つで「会話文」からスタートする方法があります。
これを使うと読者を上手に引き込むことができます。例えばこんな感じです。
=============================
「毎日、悪いね。本当にありがとう。」
「いいんだよ。友達じゃないか。」
不登校になってから学校に通えない私のために友人は授業のノートを持ってきてくれた。
==============================
こんな感じで出だしを「会話文から書き始める」という方法を使うと格段によくなります。
実はこういう方法は
「入選作品」
でもよく使われています。以下の読書感想文は入選作品です。
構成をマネすることの大切さ
実は社会の中ではこの「構成」を意識するということはとても大切です。
例えば、私の場合は他塾の説明会に参加しても「構成」について気をつけながら話を聞いています。
また、ホームページの作成やプレゼンテーションの資料を作るときの考え方も同じです。
「これはどんな順番で話を構成しているのだろうか?」
と考えていくだけでこれからの人生で役に立ちます。ぜひ参考にしてください。