今週2金曜日に中学入試直前セミナーを行います。実はこれは昨年好評だったセミナーです。

受験で一貫して親がやるべきこと

中学受験に関して親がやるべきことというのは、「まずは親がでんと構えること」です。

実は残念な話が２つあります。それは親の態度の受験前と受験後の話です。

受験の前

受験前は本来であれば、子どもの気持ちの変動を親がクッションのように受け止めて安定させる必要があります。

子どもは模試の結果や一喜一憂したり、ときには周りに当たったりします。うちも大学受験までそうでした。

参考まで荒れているときはほっておくのが得策です。少し落ち着いてから話です。

そして、受験に向かわせないといけないのに逆に親が子ども以上に同様してしまって子どもの勉強を妨げることが多いのです。

親がイライラして子どもに当たっているのです。もとろん、子どもは結果に対して動かないということが原因でもあります。

これは何年やっても心配であることはプロでもあります。ですが、それを子どもの前では決して見せないのです。

叱るのも考えながら、励ますのも。心は熱く、頭は冷静です。親御さんが気持ちを見せるのは先生の前です。

中学受験のお母さんが一番泣きます。それでも子どもの前では平然としています。

逆に、子どもがやる気になっているのに親が怒ってやる気をなくすという典型的なパターンです。簡単に言うと親自身が受験のプレッシャーにやられているわけです。

受験の後

それともう１つは受験で失敗したあとです。中学受験がゴールと思ってその結果、親御さんが子どもに酷い傷を負わせてしまうことがあります。

実際に手をあげて痛めつけるという親御さんも知っています。それだけではなく、言葉の暴力で子どもを傷つけてしまうわけです。

子どもは不合格になったときは親以上に傷ついています。ですがさらに親が傷つける格好にあります。

本当は失敗から学んで次に生かせばいいのです。そして、失敗しても立ち直って前を向かせていくのが子どものためで、子育てなのです。

というのはほとんどが失敗したことがない人はいないなからです。そして、社会的に成功した人は大きな失敗をしているからです。

中学受験はゴールでないという話

中学受験で失敗したとしてもまるで人生が変わったように感じる親子さんもいます。

ですが残念ですがそこほど甘くはありません。ご自身の目標があったら確かにそのルートは最短かも知れません。

ですが人生はそこでほど甘くはありません。その学校に合格したからその後全てうまくいくなんて甘い世界ではありません。

実際に超有名中学に入ったのに子どもがやる気がなくなって勉強しなくなった子がいます。

それならば不合格になってもっと頑張ってくれたらと思うこともあるほどです。

だから、親こそは長期的な視野に立って
「この状況で子どもを成長させるのか？」
を考えていくことですね。ですが、現実はそう言ないかも知れません。

中学受験直前セミナー

それで今回は昨年好評だった
「中学受験直前セミナー」
を10日金曜日20時～行います。受験生だけでなく、それ以外の子も参考になりますので、ぜひ参考にしてください。

セミナーはこちらです。