実はみんなが知ってる子どものやる気を奪う言葉。「勉強しなさい」。その効果はどんなものがあるのか?
こんにちは、やすです。
今回のテーマは、「勉強しなさい」です。
親に「勉強しなさい」と言われてやる子はいない
今でこそうちの両親はなんでも任せてくれる、待ってくれるようになりましたが、小中の時は別人でした笑
典型的な教育熱心な親でした。
例えば、「勉強しなさい。」と言われる他に、小学校の時は2、3時間勉強してから遊んでいいというルールがあったり、塾で手に入った問題集をとりあえず宿題を出されたり、そのノルマによってゲームの時間が変わったり。
時には父が生徒に授業している隣で自分も勉強させられたりと、今振り返ると塾の先生っぽいなという感じです笑
さらに自分も指導しているので分かりますが、大体このままだとどうなるかが分かります。
私も成績がよくなかったので、「このままではだめだ。」と思ったのでしょう。
今は子どもを思う親の気持ちが分かります。
しかし、当時の自分はそんな気持ち関係なしに学力ではなく、別の特技が身についていきました。
それは、「勉強しているフリ」です。
例えば、おもちゃではなく、文房具で遊んでいれば親がきても勉強している風に見せることができることが分かりました。
他にも、漫画を隠すために机の引き出しをあげる瞬発力が身につきました。
問題集のノルマをページ数にするとやらないといけないので、時間をノルマにしてもらう。
そうすると、とりあえずその時間座っていれば遊べます。
問題集はなるべく解く部分が多いのよりも説明が多いものを選んでもらう。
そうすると、説明部分はやらないでいいのでノルマが減ります。
たまに両親が勉強を見にきて、「今日頑張ってるじゃん〜♪」なんて言われようものなら僕の内心はしめしめです笑
子どもながら大人を出し抜けている感じも少し楽しかったのかもしれません。
いかに勉強した風に見せるかを考えていました。
実はみんな知っている
「勉強しなさい。」と言われても勉強しないこと、むしろ逆効果であることを実はほとんどの人が知っています。
親御さんの相談を受けていても、「実は自分も親に言われてたけど勉強しなかった。」とか「宿題やりなさいと言われてやる気をなくした。」とか
詳しく聞いてみると99%の人がそういった経験を持っています。
指導している自分でも生徒に「頼むから勉強してくれ!」と内心思うことがあるので、我が子の親御さんならもっともだと思います。
ここで問題なのは、「それ以外の方法があまり知られていない」ということ。
では、どうすればいいのか?
ポイントは、「誰の勉強なのか?」をはっきりさせた上で、「自分の勉強だ」ということを本人に自覚してもらうことです。
このことについては次回書いていきたいと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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