「お母さまはいったい何がお望みなんですか??」という質問に怒って退塾していった話です。
私のfacebookのコメント欄に強烈なコメントを抱いた先生が松原ゆかり先生。
いつも満席の塾であるゆかりの寺子屋を経営される先生です。
どこでつながったのがわからないですが、最近facebookでよくお見かけします。
投稿がとてもインパクトがあって、自分を振り返ることができるので、心に刺さるかも知れません。
が、よくしたいと思う方は以下を参考にしてください。ゆかり先生の投稿から。
母「何が飲みたいの?」
子供「ぜんぶ見ないとわからない」母「もう、早く決めなさいよ!」
子供「ファンタ」(ファンタは缶しかなかった)母「缶は持ち歩けないしお腹ふくれてご飯が食べられなくなる!」
子供「じゃあオレンジジュース!」母「それは前も飲みきれなかったでしょ」
子供「じゃあー、紅茶」母「紅茶なんか飲めるの?飲めないでしょ!もういい加減にして!」
何を選べば正解なんだろうって思うことが面談でもあって
子供「豊田工業」
母「遠いでしょ、通えるの?」子供「じゃあ三河」
母「三河だって遠いでしょ、豊田は電車だけど三河は自転車だし 」子供「じゃあ岡学」
母「普通科に行って進学するわけ?それに私立でしょ」子供に「じゃあ岡崎工業で良い」
母「工業で良いって、理由もないのに思い付きで選ばないでよ」そりゃもう受けたくないよねって思う。
こういうお母さんに
「お母さまはいったい何がお望みなんですか??」
と、これまでに私が言ってしまった3人は、みんな怒ってけっこうな捨て台詞で退塾した( ω-、)
何が正解なんだろう。。。
よくある話。テストを隠すのはなぜ?
これ結構あります。例えば「悪いテストを隠すんです」という相談もあります。テストを隠すというのは実は私もやったことがあります。
隠した悪いテストが見つかる度にさらに怒られます。これは今ならわかりますが、隠すのは
「怒られるから」
ですよね。逆に怒らなかったら隠さないのです。
参考までに言うと私の2人の子どもはテストを隠しませんでした。
それは「結果で判断しない」と決めていたからです。0点ねありましたし、20点とかもありました。
それでも怒りません。というのは悪い結果に対してせめてもよい結果を生むことはないからです。
「結果は過去」です。もう変えることはできせん。大切なことは「それをどう未来につなげていくか」なのです。
結果を怒ることで子どもは「怒られないようにしよう」という力が働きます。それは決して前向きな力ではありません。
「怒られるから勉強しよう」ではなく、「怒られるから見つからないようにしよう」です。
実は今子どもに起こっている現象は「親がそれを作っているかも知れない」からです。
会社でも同じことが起こっている。
これは会社でもあったのです。部下が上司に報告しない。それで上司が部下を叱責します。
ですが、また報告しない。それで、トラブルが大きくなって、上司の上司が出てきたのです。
その一番上の上司が言ったのは、
「上司である君が部下に報告しにくい雰囲気を作っているから」
です。子どものやっていることで原因が自分にないかを冷静に見ることで違って景色が見えてきます。
これは親御さんを責めているのではなく、ただやり方だけなのです。親御さんが熱心なのはわかります。
ただ、その方向が間違っていないかを考えればいいのです。今までと同じやり方で子どもは変わることはないのですから。
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