あなたそのイライラはどこから来るのか?イライラの原因は別にありました。
こんにちは、泰嘉です!
最近夏バテでダウンしていました笑
今回のテーマは「イライラ」についてです。
「子どもの勉強していない姿を見ているとイライラしてくる」
「宿題の取り組みの甘さに腹が立つ」
「何回同じこと言っても聞かない!先生助けてください!!」
こんな相談を受けるので「こんな風に考えてはどうでしょう?」という話です。
せっかちなぼく
授業をしている子のお母さんと話をしているとたまにこんな会話になります。
「先生、うちの子が考えるのが遅くてすみません。私はテキパキしてるんですけどうちの子はどうものんびりしてて相性悪くて・・・。」
「でも、先生がずっと待ってくれるのでうちの子も話しやすくて・・・。」
「いえいえ、ぼくもせっかちですよ笑」
「えっ!?笑」
そうなんです、ぼく自身じつははとてもせっかちです。
もちろん指導ではなるべく出さないようにしているのですが、テキパキしている親御さんとはとても気が合います笑
ぼくの場合、特に筋道が立っていないまま進んだり、短期的に結果を求める必要が出てくる場合などは特にイライラが出てきます。
そんな場合はこんな風に考えるようにしています。
怒っている人は困っている人
ぼくの好きな言葉のひとつに、「怒っている人は困っている人」という言葉があります。
言葉の通り、怒っている人というのは本当は何かに困っている人という意味です。
また、別の言い方で「怒りは二次感情」とも言われます。
これは、「怒り」の前には本当は別の感情があるということです。
例えば、コンビニのレジで店員さんの態度にキレているおじさんがいたとします。
「なんだその態度は!」
「お客様は神様だろう!!」
以前だとそういうのを見ると、「いやそこまで怒らなくても・・・」とか「歳を取ってもああいう大人にはなりたくないな。」という気持ちしかありませんでした。
しかし、「怒っている人は困っている人」で考えてみると、おじさんが怒っているもともとの感情では、「自分が大切にされていないと感じてとても悲しい」という感情があります。
つまり、悲しいという感情が表現できていなくて怒りに変わっているだけなんですね。
だから、最近はレジで店員さんにキレているおじさんと見ても「そうか、おじさんは大切にされてないと思って悲しいんだな。」と最近は思えるようになりました。
実際は別の感情かもしれませんがどちらにしても「怒り」や「イライラ」は別の感情の代わりになっているのです。
私の場合だと、「イライラ」や「怒り」は、「どうしていけばいいか分からなくて不安な気持ち」だったり、「もっとできるはずだと思っていて悔しい気持ち」の代わりになっていることが多いなと思います。
こうしてみてみると、「私のイライラはどこから?」と考えてみると意外と「もともとはこういう気持ちだったんだ!」を気づくきっかけになるかもしれません。
次回は、実際に相談を受けてよくある事例をもとに考えていければと思います。
また、ではそのイライラや怒りをどう伝えるかについても書いていきますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
理解を深めるためにセミナーに参加
私がセミナーをドンドンやっていくのは、「理解を深める」ためです。
教育でも仕事でも理解するとやることが見えて動けるようになります。