LINE のオープンチャットでは中学受験のことで非常に緊張感のある会話が流れていました。

オープンチャット「中学受験に悩む母親のグループ(参加条件を読んでくださいね)」
そこで気をけつないといけないのは受験はゴールではないということです。

「受験がゴールではない」という再認識

今日で合格した人は「おめでとうございます」。そして、残念ながら合格しなかった人は次の向かって進んでいきましょう。
「そんなこと言われても落ち込んで、とてもやる気になれません」
と言うかもしれません。その気持ちはよくわかります。ですから今は落ち込んでもらってはいいです。

ただし受験はゴールではないということです。目的地に行くためのルートが変わっただけです。
受験がゴールであってはならないのです。というのも30年以上教育に関わって指導をやっています。

本当に子どもというのはいろいろな人生を歩んでいきます。これは長年やってきてからこそわかることです。
2年や3年だとわからない話です。というのも第一志望に合格したにもかかわらず学校生活がうまくいかなかった子もたくさん見てきました。

例えば、授業についてずっと落ちこぼれてコンプレックだけの学校生活を送った子。
また途中で学校と合わなかったため、せっかく合格した学校を辞めた子もいました。

逆に第一志望に合格せず不本位な学校に行きながらその中で頑張って大学受験で自分の行きたい大学に入った子もいます。
もちろん 第一志望の学校に行ってそのうまくいった子もいます。第2志望の学校に入ってしまってそのまま不貞腐れてムダに過ごした子もいます。

少なくとも親は不貞腐れてはいけません

子育てするときにゴールはどこにするかによって育て方が変わってきます。
今回の話も受験もそうですが、受験をゴールに持ってしまうとそれで終わりになります。

これで終わりだと子どももそれを感じてくるかもしれません。ですが手が離れただけでここからが本当なのです。
子どもが不合格になった人としてもその次に生かるように親がはみ出してあるべきです。

実は一番大きく影響を受けのは親の考えと子どもの接し方なのですから。
残念な結果がだった人はこの言葉は今は心に響かないかもしれません。

ですがそういったことはわかるときは必ず来ます。実際、自分のことを振り返ってみてはどうでしょうか？
自分の学校のことが影響を与えたというのがあるかもしれませんが、今は人生の中では過ぎ去った過去にしか過ぎません。

その後の生き方によって大きく変えることも可能なんです。

オープンチャット「中学受験を終えた中学生の母親相談室(質問に答えてくださいね。小学生の保護者でも可能です)」

リルートしただけ

受験校の合格が変わったのは目的に対してルートが変わっただけだと割り切っていきましょう。
それよりも違ったルートで何を身につけるのかということに焦点を合わせると違ってきます。

例えば、自分の行きたい学校よりも低い学校に行った子がいました。ですがその子は最初のテストの結果でクラス順位が3番になりました。

今まで一度もそんな順位になったことがないです。それからどうなったのか？

「3番以内を絶対に死守する。それを落とすとプライドが許さない」ということで勉強するようになったのです。

今まで夏期講習もサボって遊んでいた子が夜中の1時半や2時まで勉強するようになったのです。

こんなことは考えられないですよね。それだけ状況によってもうまくすることによって変わっていきます。
必ず結果はどちらにしろ次に生かすつもりで目標を子どもの成長に絞ってやってみてください。そうすると子どもの人生が違ったことになります。

中学受験交流会

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