お金がないから。共働きで時間がない。そういった制限の中で成長するという子育ての話。
夫婦で共働きだと中々子どもに対する時間がありません。逆に時間があってもお金がないと子どもに十分な教育をかけることができません。
ですがそこで頭が働くのです。そして、そこで親子で成長するのです。
制限の中で生まれる知恵
YouTubeの動画の中でイチローが指導する動画がありました。
内容は國學院久我山でイチロー選手が指導した話です。國學院久我山は屈指の進学校で運動時間も限られてます。
運動場も東京都にありますから自由に使えません。試合形式の練習なんか中々できません。
テレビの中では1日3時間の練習しかできないとか厳しい制限条件があります。
その中で子どもが培ったもの何かと言うと「考える」というものです。
時間が制限されているのでムダな練習はできません。だからこそ考えて練習をするのです。
「言われたからやる」のではなく、なぜこれをするのか?どうすればよくなるのか?と
イチロー選手との練習でも、1回1回の練習の中でもすぐにイチロー選手に質問していました。
「なぜそんなことをするのか?」
と。制限があったからこそ色々考えるわけですね。時間の制限があるのでムダな練習ができないという話です。
お金があっても成績は伸びないという話
教育というのは親の年収と子どもの学歴というのはある程度比例するという話がよく言われています。
年収が低い家庭で育つと子どもの年収も下がってしまうという負のスパイラルという話です。
本当にそうでしょうか?確かに親の年収が高いと子どもの学力が上がるというのは私も分かります。
というのはお金をかけることによって成績というのはある程度維持できるからです。ですがお金を今で80万円かけていたのを120万かけたら成績が1.5倍に上がるのかというのはないです。
それよりも子ども自身がやる気のある方がよっぽど成績が伸びるのです。
特に与えれば与えるほどやる気がなくなります。それよりも「自分でやらない」と思わないと伸びないのです。
なぜそうなるのか?それは「与えられ過ぎている」か「自分がやろうか」という違いです
限られた中で勉強するという話
私が大学行く頃は「国立大学」「現役合格」という2つの条件。その条件を満たさない限り進学できませんでした。
また余裕がなかったら塾も行っていません。全部独学でやってきました。自分が大学に行きたかったからです。
その中にあったのは「制限の中でいかに工夫するか?」という知恵です。夏はクーラーがない家では水風呂で工夫しました。
計画を立ててもらえなかったので、自分で勉強の計画を立てて夏休みは10時間以上勉強をしました。
浪人はできませんからなんとか工夫して勉強しようとします。それが最終的に自分で生き抜く力をつけたのです。
息子も低予算でやった話
息子もそうでした。「現役で国立大学」とう言う条件で進学しました。
予備校に通いましたが、それでも低予算です。同級生が70万円も勧められている中本当に少ない予算です。
当時はお金がなかったので、息子もかなり考えて授業をとっていました。
「これは自分でやるからこの授業は不要」
「これは自分ではできないので授業とらせて」
という具合です。他の子がたくさん授業をとる中、自分にとって必要な授業だけをとっていったのです。
制限があるときは知恵が出る
・お金がない
・共働きで時間がない
というのは制限です。ですが、その中で親子で考える力=知恵がついていくるのです。
制限をマイナスにとらえないでぜひとも力をつけるチャンスとしてくださいね。
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